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2018年改定!新フライングブループログラムの変更点をまとめてみた。

2018年4月から改定されるフライングブルー(スカイチームのマイレージプログラム)に関してまとめてみました。

頻繁にスカイチームメンバーの航空会社を利用されている方はこのプログラム改定は気になっていたと思います。できる限りわかりやすくまとめてみましたので最後までお付き合いください。

最後まで読んで頂けば、現在の自分の会員ステータスを維持できるのか、もしくはどのステータスになってしまうのか丸わかりです。

目次

まずスカイチームとは

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https://www.skyteam.com/ja/about/

航空会社20社が参加するアライアンスで主要航空会社はKLM、Air France、デルタ航空、アリタリア、大韓航空、チャイナエアライン、中国東方航空、中国南方航空、チェコ航空、エアロフロートあたり。

 

マイレージプログラム フライングブルー

スカイチームが運営するマイレージプログラムの名前です。そのプログラムの中で特にわかりにくい用語や概念に関してまず説明していこうと思います。

マイルの概念

これが意外とわかりにくいです。現在のフライングブループログラムには以下の2種類の”マイル”の概念があります。

①アワードマイル:貯めることによって航空券の予約や商品に交換できるもの(言わば世間的に”マイル”と呼ばれているポイント)。これは実際の1マイル(飛行距離)が1アワードマイルとは限らない。

以下の147,448という数字の下にアワードマイルです。

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②レベルマイル:貯めても使用できないが、フライングブルーの会員レベルのアップグレードに必要。KLMのウェブサイトによると“基本的に飛行距離1マイルにつき1フライングブルーマイルが加算される”と書かれている。

以下の1014/70,000という数字がレベルマイルです。

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 貯めても使えないマイルとは・・・。じゃあ何に必要なの? 

これは以下の会員ステータスのアップグレード条件/継続条件として利用されるマものです。例えば以下が現在の会員別の必要条件と特典です。

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 つまりフライングブルーでは

・搭乗回数を貯める

・レベルマイルを貯める

ことで会員ステータスをアップグレードさせることができます。

 

以下は単純な計算なのですが、シルバーステータスにするには

パターン①日本⇔ロンドン間を2往復+1片道(実際の飛行距離が25,000マイル以上=理論上レベルマイルも25,000マイルを超えることになる為)。

パターン②スカイチームグループの航空会社に15回搭乗する。

 

ちなみに私は現在プラチナステータスなのですが、”一度も70,000レベルマイルに到達したことはありません”。KLMのウェブサイトには実際の飛行距離の1マイルが1レベルマイルだと説明してありましたが、これはあくまでも指標で予約したクラス等で貯まるレベルマイルも実際の飛行距離と連動していないように感じます。私はオランダに駐在し基本的に欧州域内の出張がメインですのでレベルマイルでのアップグレードは基本的に経験したことはありません。

 

ではどうやってプラチナステータスを獲得したか。

それは搭乗回数です。フライングブルーのサイトには説明されていませんが、実はこの“搭乗”回数は「トランジット(乗り換え)」回数もカウントされるんです。

例えば、アムステルダムからボルドーに行きたいとします。その時直行便往復を予約すると搭乗回数は2回とカウントされるのですが、往復パリ経由便等にすると搭乗回数を一度の往復で4回獲得できます。

この方法でなんとかプラチナステータスを維持しています。

 

 

2018年4月改定!新フライングブループログラムとは?既存との違いは?

変更点①:アワードマイルの貯まり方が違う!

従来のアワードマイルの貯まり方と新プログラムのアワードマイルの貯まり方の比較をしてみました。

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ポイントとしては、今まではアワードマイルはフライトの距離によって計算されていましたが、新プログラムからは距離ではなく航空券の値段によって計算される仕組みのようです。

変更点②:アップグレードには搭乗回数、レベルマイルではなく経験ポイントが必要

今までの会員維持、アップグレードの為には一定以上のレベルマイルもしくは搭乗回数が求められていましたが、新プログラムからは“経験ポイント(XP)”という名称のポイントを貯めることで会員のグレードが変わるようです。

 

XP(経験ポイント)とは?

経験ポイントとは、各フライト毎に獲得できるポイントで、このポイントはフライトの距離と座席のグレードによって異なります。

以下がXP換算表です。

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KLM:より深く探索する準備を

 

会員レベルの維持、アップグレードの方法

フライングブルーのウェブサイトには以下のように説明されています。

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KLM:より深く探索する準備を

 つまりこんな感じです。

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ぴんときませんよね。

ちょっと例を挙げてみます。

 例)

搭乗回数70回(欧州域内。乗り継ぎ回数含む)=従来であればプラチナ会員。

新プログラムでは搭乗回数70回=140XP(70回x2経験ポイント)=つまりシルバー会員。

 

つまり上記の例 (これは実際の私の2017年の搭乗回数)では現行プログラムではプラチナ会員のステータスですが、新プログラムでは2段階下がったシルバー会員になってしまいます。

これは困った。。。

 

2018年1月から2018年3月31日までに搭乗回数とレベルマイルはどうなるの?

もちろん移行措置は準備しています。

2018年1月1日―3月31日までに獲得した搭乗回数・レベルマイルは以下のように換算される。

①搭乗回数=7XP/フライト

②レベルマイル=4XP/1000レベルマイル当たり

ポイントは①②のどちらか大きいほうの結果がXPに換算されるということ。もちろん①②の両方のXPポイントを獲得することはできない。

 私の場合は、レベルマイルは非常に低いので記載しませんが、搭乗回数は現時点で10回なので、2018年4月1日の時点では70XPからスタートできるということ。

 

果たしてプラチナ会員を維持できるのか?

しかしながら、単純計算でプラチナ会員を維持するには4月1日―12月31日までに欧州域内のフライト115回(230XP分)、ゴールド会員なら55回(110XP分)乗らなければならない。

9ヶ月でフライト115回はつまり月に12回以上(6箇所往復もしくは経由便で3往復)が必要ということになり、非常に現実的ではない。果たしてそんなことが出来る人はいるのだろうか。

つまり長距離便、高額な座席を予約する顧客を最高ステータスとしたいのだろう。

 

※以下2018年7月更新

フライングブループログラムが変更になって3ヶ月だったので現在どのような状態になっているか更新してみようと思う。

2018年4月1日時点のXP:119ポイント

2018年7月時点のXP:224ポイント

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つまり3ヶ月で100ポイント近く溜まったわけだ。この期間は欧州域内のフライトしか利用していないが、当初片道1回=2XPだと思っていたものが実は1回=5XPだということがわかった。

詳細は見せられませんが、以下のフライトはアムステルダムからフランスの様々な都市へのフライトに加算されたXPです(5XPのものは片道、10XPのものは往復のポイント)。過去の履歴を全て遡ってみましたが4月から乗った全ての欧州域内のフライトに片道5XPが加算されていたので欧州域内は片道2XPではなく5XPだと考えて間違い無いでしょう。

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あなたの来年の会員ステータスは?

あなたの会員ステータスは以下の方法で計算できる。

計算式1: 2018年1月から3月末までのフライト

①−1:搭乗回数=7XP/回

①−2:レベルマイル=5XP/1000レベルマイル

*どちらか多い方のXPを獲得できる。

 

計算式2: 4月−12月末までのフライト

②−1:欧州域内のフライト1往復(直行便)=4XP(実績を見ると片道5XP=往復10XP)

②−2:欧州域内のフライト1往復(往復乗り継ぎ)=8XP(乗り継ぎがなかったので実績はわかりませんがもしかしたら20XPなのか?)

②−3:日本に帰るフライト1往復=16XP

これでだいたい来年の会員ステータスが計算できるはずだ。

 

全ての会員ステータスを体験してみた感想としては・・

私は今まで全てのステータスを経験してきました。そんな中で私個人的にはフライングブルーの会員ステータスは「ゴールドで充分」かなと思っています。

 

主な理由は以下です

①ビジネスアップグレードが非常に稀有

実際にプラチナ会員でビジネスクラスへの無料アップグレードを経験した方もいらっしゃると思いますが、私は丸3年プラチナ会員ですが、一度もありません。もう基本的に期待すらしなくなりました。

②エコノミーコンフォートの無料予約特典はほぼ意味がない。

スカイチームではエコノミーとビジネスの間にエコノミーコンフォートという座席を設定しています。これは足元が若干広いだけでサービス内容はエコノミーと変わりません。そして私はたまに時間があればチェックイン時にエコノミーコンフォート席が空いてるか確認しますが、基本的に満席でエコノミーコンフォートにすらそこまで座ることができません。

もちろんアワードマイルがゴールドよりも溜まりますのでそれは良いと思いますが、アワードマイルだって1マイルから使えるわけではなくまとまったマイルがたまらないと航空券の予約、商品との交換はできませんので、その小さな差はあまり魅力的ではありません。

 

では何故ゴールド会員で充分なのか。それは①荷物検査でPriorityラインが使える②優先手荷物預けができる③優先搭乗ができる④ラウンジが利用できる、この4つが理由です。シルバーでは④の特典の特典が付いていません。

①②はご想像の通り時短になります。たまに荷物預けだけでも30分、荷物検査で30分待ちなんていうこともあります。

③はそこまで魅力的に感じないかもしれませんが意外と便利で、優先搭乗ができると手荷物を先に頭上の棚に入れることができます。2泊の出張だと機内持ち込み可能なキャリーバッグで行ったりすることがあるので頭上に荷物が置けるのは楽です(置けないとCAさんが後ろのほうに持っていってしまって結局全員降りてからでないと荷物が受け取れない等小さな不便があります)。

④はリラックスできるというだけですが、朝はコーヒーを飲んだり、夜であればビールを飲んだりできます。早めに空港に着いてしまってもソファーでゆっくりできます。そして同乗者1名を招待できるのは非常に良い。

上記のことからゴールド会員で充分かなと思います。

 

まとめ

つまり新プログラムになったらおそらく来年は移行措置に救われてゴールド会員は維持できるが、2020年からは確実シルバー会員となってしまう。まぁこれは仕方がないかなとも思うので2019年末までラウンジを使う尽くそうと思う。

※2018年4月から7月の実績を確認してみると片道1回5XP獲得できるということがわかったのでもしかしたら2020年もゴールド会員維持も難しくないのではと感じた。